こんにちは。ゆのすけです。
先日アクアショップの特売コーナーで「GEX スリムフィルターSサイズ」が900円位で売ってたので、試しに購入してみました。
外掛けフィルターに興味が無かったので、今まで使っていませんでした。
でも、この価格なら失敗してもいいや!と思い試しに購入してみましたので製品紹介と、感想、私が行ったカスタマイズについて紹介します。
GEX スリムフィルターとは
GEX(ジェックス株式会社)の商品で、分類としては外掛けフィルターに位置づけられます。
サイズは、SS、S、M、Lの4種類となっており、なんといっても特徴は「スリム」なんです。
上記の画像はSサイズの物ですが、MやLでも厚さ「50mm」で同じで、横幅がちょっとずつ大きくなっていきます。
外掛けフィルターですので、専用濾材を交換するだけだからメンテナンスが簡単というもの。
しかも、さすが大手メーカー。濾過材に種類があり自分が好きな物に決めることが出来るってのはいいことだと思います。
ちなみに、大きさごとの性能の差は以下の表にまとめました。
SS | S | M | L | |
ろ過槽容量 | 0.38L | 0.67L | 0.87L | 1.1L |
適合水槽 | 水容量12L以下の水槽用 | 水容量25L以下の水槽用 | 水容量35L以下の水槽用 | 水容量60L以下の水槽用 |
流量 | 2.1(50Hz)、2.4(60Hz)L/分 | 3(50Hz)、3.5(60Hz)L/分 | 3.7(50Hz)、4.5(60Hz)L/分 | 5.2(50Hz)、5.8(60Hz)L/分 |
消費電力 | 2.6W(50Hz)/2.1W(60Hz) | 3W(50Hz)/2.6W(60Hz) | 4.6W(50Hz)/3.7W(60Hz) | 5.1W(50Hz)/5W(60Hz) |
1日当たりの電気代 | 約1.6円(50Hz)、約1.3円(60Hz) | 約1.8円(50Hz)、約1.6円(60Hz) | 約2.8円(50Hz)、約2.2円(60Hz) | 約3.1円(50Hz)、約3.0円(60Hz) |
個装サイズ/重量 | 幅15×奥行9.5×高さ21cm/415g | 幅18.4×奥行9.2×高さ16cm/570g | 幅23×奥行9.2×高さ16cm/650g | 幅29×奥行9.2×高さ16cm/845g |
実際に使ってみた
付属品の正規スリムマットは使用せずに、家にあった上部フィルターマットをいれてみました。
水槽を立ち上げて1週間くらい使ってみた状態です。
見事に汚れがとれていました。が、水が満遍なく流れていないことが分かったのです。
上の画像を見てください。取水口は一番右で、出口は真ん中下部です。
マットの汚れから分かるように、取水口から出口にかけては汚れていますが、左端は綺麗なままです。
このままでは、スリムで大容量が売りのフィルター機能を最大限使えていない気がする。
汚れから考えられる水の流れです。
GEXスリムフィルターを、簡単カスタマイズしてみた
そこで、こんな細工をしてみました。
ダイソーで購入していたプラスチックの板を切り取り、取水口から直接出口に水がいかないように板を入れてみました。
こうすることで、満遍なく水がフィルターの中を一周するようになったはずです。
イメージとしてはこう。↓
そして、濾材を手持ちの物に変更しました。
変更した理由はただ1つ。外掛けフィルターのマットは交換が手軽ではありますが、ランニングコストが高いということ。
もうひとつ。せっかく住み着いたバクテリアまで一緒に捨ててしまうのが嫌だからです。
取水口の周りに手持ちのマットを入れ、次に大好きな濾材である、エーハイムのサブストラットプロを入れました。
まとめ:GEXスリムフィルターをカスタマイズしてみて
この記事の冒頭で述べましたが、私は外部フィルターには興味がありませんでした。
その理由として、手軽に購入できるが濾過能力が心配ということと、定期的に新しい正規品マットを交換しないとけないのでランニングコストがかかるということです。
ちなみに、楽天でマットを買ったとすると、標準の活性炭マットであれば6個入りで約650円です。1個約108円としてランニングコストを出してみましょう。
入る個数 | 1ヶ月の必要個数 | 1ヶ月の費用 | 1年の費用 | |
SSサイズ | 1 | 2 | 216 | 2592 |
Sサイズ | 2 | 4 | 432 | 5184 |
Mサイズ | 3 | 6 | 684 | 7776 |
Lサイズ | 4 | 8 | 864 | 10368 |
これなら好きな濾材を入れた方が断然安いですよね!?
他メーカーの外掛けフィルターも似たような作りになっているので、プラ板を入れてみたり、濾材を交換してみて、少しでもコストを下げてみてはいかがでしょうか。
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