こんにちは。ゆのすけです。
熱帯魚や水草の育成をしていて、ほぼ全ての方に起こる問題。それは「苔」ですよね。
この苔問題は、苔を意図的に増やしたいというマニアック?な方以外はできるだけ解決したいと思っているはず。
この記事では、苔対策記事第2弾ということで、今回私が苔対策で行った方法についての説明になります。
まずは対策前の水槽紹介
対策前の水槽の全体像です。
ガラス面は見事に緑の苔で覆われ、流木にも緑の苔がびっしりと付いているのが分かると思います。
こちらは拡大画像ですが、ミクロソリウムや流木に髭苔が付着しています。
ちなみに、ピンボケしているようですが、実はしていません。単純に、全面のガラスにも苔がついているためこのような美しくない見た目になっています。
どのように苔対策をしたのか紹介
苔対策を始めるために、まず始めに水質のチェックを行いました。
すると、亜硝酸塩が検出されて、Tetraの水質チェック結果がでるアプリから、「ろ過サイクルが上手く機能していないことを意味し、お魚にとって危険です。ろ過サイクルを整えるためのバクテリアを追加しましょう」とのテスト結果がでたのです。
この結果を踏まえて対策したことを解説します。
- 濾材の変更
- バクテリアの添加
- コケ取り生体の導入
上記の3項目を変更しました。ライト種類や点灯時間、二酸化炭素添加量、エアレーション時間、水替え頻度は変えていません。
濾材の変更
まずは入れている濾材を変更しました。
今までは、tetraの外部フィルター「 バリューEXフィルター VX-75」に付属しているリング濾材に加えて、手持ちのリング濾材(メーカーは忘れました)とリバース・グレインを入れていました。
バクテリアの添加
今まで一度もバクテリアの添加は行ったことがありませんでした。
立ち上げ初期だろうが、どんなに苔まみれになろうが。
生体が続けて死んでいくことがなかったし、病気になった経験が無かったため、「なくてもなんとかなる」と思っていたんですよね。
でも、これだけバクテリア剤が各メーカーから出ているのには意味があるはず。
ということで、レヴュー数が多かった「サンミューズ PSB」を購入しました。
100円ショップで購入したポンプに移して、60cm水槽に2プッシュずつ入れています。
こいつは臭いので、蓋を開け閉めしたときに手に付くのが嫌だったので、添加するのが億劫になると思いポンプに移しました。
コケ取り生体の導入
黒髭苔を食べてくれるという、サイアミーズフライングフォックスを導入しました。
店員さんに一応確認すると、「一般的には食べると言われていますが、僕はいまいちだと思ってます」とのこと。
それなら、2匹だけでも買ってみるか。ってことで購入することに。
ちなみにこのお魚は、12cm位まで大きくなるそうなので、カラシンが好きな私からすると大きすぎる!
期待通り苔を食べない&でかくなると後々困るので、2匹だけにしました。
ちなみに、「濾材(エーハイム)はマジでおすすめです!!」とのこと。
苔対策の成果
まずは現在の水槽を見てください。
濾材交換・生体導入から2週間、バクテリア剤添加から1週間後です。
見やすいようにガラス面の苔は掃除しましたが、明らかに掃除の頻度が減ってます。
全体的に覆われていた苔がかなり減っているのがわかると思います。
対策前は水面の様子は撮影していなかったのですが、油膜がはっきりと分かるくらいありました。
今はピカピカです!
ミクロソリウムや、元気の無いヘアーグラスに髭苔がついていたのですが、よく見ないと分からないくらいになってます。
さらに、あれだけ緑色に覆われていた流木や水草がかなりスッキリしてきました。
サイアミーズフライングフォックスがとにかく仕事をしてくれます。髭苔メッチャ食べてくれるのです!
髭苔は固いのかどうかわかりませんが、体全体で食いちぎるような動きをして頑張ってくれてます。かなり感謝!
苔対策のまとめ
苔対策として今回は3つのことを同時に行ってきました。
なので、正直どれが良かったから苔の勢いが落ちたのかはわかりません。
しかし、サイアミーズフライングフォックスは明らかに常に苔を食べてくれているし、水の透明度が上がったので、濾材やバクテリア添加は効果があったはずです。
調子を落としたくないので、これからもこの管理方法を続けていこうと思います。
今回購入した生体や商品は、そこまで高価な物ではないので、使われたことが無い方は効果を実感してみてください!
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